第6病棟は、精神科療養病棟となっております。
精神科療養病棟は、主として精神疾患・認知症など長期的な治療・療養が必要な患者様が入院されている病棟です。
また、作業療法や退院支援委員会を行っており、一人ひとりのレベルに応じた目標を立て、退院に向けての取り組みを行っております。
急性期を過ぎ、安定した状態にある患者様が生活のリズムを作るための場所として考えられた病棟でもあり、2つのフロアを用意することで、患者様の状態に合わせた療養ができます。
2階は閉鎖病棟、3階は開放病棟となっております。
日常生活において支援を必要とする患者様には、ご本人ができる事・できない事を普段の様子から観察して、できる事は見守り、できない事をお手伝いするように心掛けています。
患者様の社会復帰に向けて、お金や薬の自己管理や外出による買い物などを取り入れる事で自立心を養ってもらいます。
様々な患者様が混在する6病棟では、患者様の状況に応じた看護を提供する事は大変ですが、それが職員のやりがいにもなっています。
精神疾患のリハビリテーションでは、活動と休息のバランスを取ることが必要です。
作業療法やレクリエーション、食育などにより社会生活への適応を目指し、活動性や主体性を高め、自分らしい生活ができるように支援します。
今回は12月に行われたレクリエーションの一環のクリスマス会を一部ご紹介致します。
クリスマス会のイベント内容は、1つ目が病院スタッフによるマジックショーでした。歴代のネタをフル活用し歓声と笑い声で大いに盛り上がりました。
2つ目には、ビンゴ大会でした。ビンゴした患者様より順番にプレゼントが全員に配られました。
毎月のレクリエーションを通して関わりを持ち、少しでも安心して楽しく入院生活を送る事ができるような環境を、病棟スタッフ一丸となって提供していきたいと思っています。